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ちょうど2年&37歳最後の日

昨日、民主党の代表選挙が行われ、本日の国会にて野田氏が総理大臣に選ばれました。

確かに今回の代表選挙には、いろいろと問題があったように思います。
・菅政権において大臣職にあった人たちばかり。新しい政治を実現することが出来るのか?
・あまりに短い代表選挙であり、候補者による街頭演説会もない。政策論争よりも民主党内の権力闘争の結果にしか見えない。

といろいろと問題があったように思います。
私が現職であったころ、合計3回の総裁選挙がありました。
多くの地元の方々からお叱りを受け、恥ずかしい思いをしながらの自民党総裁選挙。
しかしながら、必ず党員の代表からの総裁選投票はありましたし、自民党の東京都組織では党員投票を実施していました。

正当性の無い総理は必ず困難な局面に直面します。
まずは日本のため、野田新総理には頑張ってもらいたいと心から思います。
これは政党の枠を超えて、日本人として当然の感情です。

そして野党である私たちは、その成り行きを厳しく見て参りたいと思います。



それにしても、今日は8月30日。
2年前の今日、私は選挙に落選して浪人生活に突入しました。
率直な感想としては、「まだ2年しか経ってないの?」という感想です。

この2年間で日米関係はグチャグチャになり、尖閣諸島に北方領土といった我が国の主権は急速に脅かされる状況に陥りました。
民主党が掲げた公約は破綻し、結果として我が国がどこを目指すのかが分かりません。
大震災が発生し、多くの命が失われ、今も被災者を中心に厳しい生活を送っていらっしゃる方が大勢います。

先日、日本の国債格付けが引き下げとなった際、菅前総理は記者の問い掛けに対して「残念だ。。。」と他人事のような発言をしていました。
一方、オバマ大統領は米国債格下げに際して記者会見をして「格付け会社は間違っている!」とメッセージを発していました。

国債の格付けは、国の経済に大きな影響を与える重要事項。
国の財政の責任者である総理には、「我々は国債消化をしっかりと行っているし、財政健全化も必ず成し遂げるので格下げは遺憾だ!」といった力強いメッセージを出して貰わなければなりません。

私は、菅前総理の「残念だ」発言に代表されるように、「我が国の国益」や「国民の生命財産を守る政治の責任」について、他人事のような印象があるのではないかと思います。そして、それが国民に伝わった結果として、現在の政治に対する不安は大きくなっているのではないでしょうか。


よく落選している仲間と話をします。
「我々、浪人組が今こそ多くの苦労をし、多くの国民とともに汗をかくことが重要だ。そして、そうした苦労をもう一度国会へと持ち帰った時に、本当の政治改革を実現することが出来る」

2年前、35歳最後の日に選挙に敗北しました。
あれから2年。
たくさん苦労をし、たくさん汗をかき、たくさんの方々から様々な声を聞かせて頂きました。

政治の信頼を取り戻し、日本が一丸となって前へ進んでいくことが出来るように、私もこれから益々元気に頑張って参りたいと思います。
今後とも今まで以上に宜しくお願い致します!!!
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