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募る政治不信

いよいよ地元も盆踊りシーズン。
連日、地域のイベントにお邪魔をして多くの皆様とお話をします。

そのようななか、私が仕事で使用している車の調子が良くありません。
空調を入れるとエンジンの調子が悪くなってしまうため、私の車では空調を入れることが出来ない!!!
文字通り痩せる思いで頑張っております。
(専門家に早く自動車を見てもらわないといけないですね)


さて、そんな形で地元を回っておりますが。。。
やはり地元の皆様から出てくる話題は、政治に対する不信について。

まぁ、皆さんから言われることが多すぎてしまいます。

一昨年の衆議員選挙で民主党が約束したマニフェストの間違いを、政府与党はついに認めました。
当然のことという思いもありますが、逆に「あの選挙は何だったのか…」との思いは私だけでなく、多くの人々が感じていることを実感します。

同時にビックリするのは、本件に対するマスコミ等の反応が非常に薄い事。
今までの政権であれば大きな大問題になるところが、政府与党を巡る様々な問題のなかで誰もが驚かなくなってしまっている現状があるのでしょう。
政治に対する不信が、議会制民主主義に対する不信に繋がらないかと心配です。


また、昨今多く寄せられるのが「総理や与党議員による北朝鮮拉致関係者との繋がりのある団体への寄付問題」です。
本件については、ネット上や一部マスコミでは報道されていましたが、在京テレビ局では全く報道されず。
某テレビ番組で知った多くの方々から問い合わせが殺到しました。

これは非常に大きな問題。
様々なことが言われておりますが、しっかりと実態を明らかにする義務が政府与党にはあるのではないでしょうか。
少なくとも、これを知った国民の多くが重大な関心を寄せていることを実感します。
・いったい総理や民主党と、当該団体はどのような関係にあったのか。
・当該団体との関係から、我が国の政策に影響を与えるようなことがなかったのか。
・寄付の原資が政党助成金だとすれば、国民の税金で当該寄付が行われたことになるが本当のところは?


いずれにしても、こうした出来事が発覚するたびに政治不信が増大することに恐れを感じます。
本来、選挙というものは国民の代弁者として議員を選ぶものですが、同時に国民世論と立法行政を一致させることによって、国を挙げて前へと進む力を作る作業だと思います。

度重なる政治不信、国民との約束であるマニフェストの誤り。
一番の問題は、こうした事柄によって国民と立法行政の一体感が失われてしまったことではないでしょうか。

今、日本が頑張らなければならない状況にあるからこそ、国民の信頼を取り戻す政治が必要です。
被災地で苦しんでいる被災者の方々のためにも、日本全体が前に向いてしっかり歩むことが出来る体制作りが急務です。
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政治家の資質

松本龍復興担当大臣が辞任しました。


私もマスコミ報道で宮城県庁でのやり取りを拝見しましたが、被災地の方々がお怒りになられるのも無理はないと思いました。
コメンテーターの皆さんも、それぞれ意見があるようです。
確かにマスコミ報道は編集で切り取られてしまうため、本当のところが伝わらないことも多いです。
実際、私も変な報道で大変な目にあったことがありました。

しかしながら、政治家は言葉が命ですから誤解を受けるような言動は絶対にあってはなりません。
何よりも、「これを報道した社は終わりだからな」という恫喝は絶対に許されないことです。

政治家という立場、大臣という立場は非常に重たいものです。
私も現職の頃、常に気をつけていたのは「政治家は常に謙虚でなければならない」ということ。

国民の声に耳を傾け、強力なリーダーシップを発揮しながら、同時に権力を行使するものとしての謙虚さがなければなりません。
特にマスコミ報道に対する恫喝は、健在な民主主義を破壊する行為ではないでしょうか。

ちなみに。
オバマ大統領は大統領選挙の際、マスコミで報道されるような席では必ず自ら映像を録画し、報道と同時に動画投稿サイトへ自ら投稿していたと聞いたことがあります。
マスコミに編集されて自らの意図が曲がる事がないようにするためだったそうです。
「報道するな!」という恫喝ではなく、「自らの言葉をキチンと国民に伝える」ことが重要です。


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