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どうなる?日本

日本のこれからについて、多くの方々から心配の声が寄せられています。
今は、様々な団体の総会シーズン。
いろいろな人々と話をすると、政治に対する不信、これからの日本に対する不安の声が非常に強まっている事実をおのずと実感します。

沖縄の普天間問題は、結局のところ現行案に落ち着きました。
しかしながら、これまでの紆余曲折から地元の理解を得られる見通しは立っていません。確かに時間はかかりましたが、これまで多くの時間を費やしてやっと移設への具体的手順が進んでいたところ。
「現行案に戻った」とよく言われますが、実際には沖縄県民の心をもてあそんた結果として、後退したことは事実です。

「普天間基地の危険を除去したい」
この思いで日本・沖縄・アメリカの間で培われてきた信頼関係が失われ、多くの国々もこの問題に注視している事実を忘れてはいけません。

また、郵政法案が衆議院を昨日通過しました。
これだけの重要法案にも関わらず、委員会での審議はたった一日、約6時間の審議で終わりました。
国民生活の上でも、政治の上でも非常に重要な法案が、与党の強行採決によってあまりに短い審議時間であることに驚きを感じ得ません。
郵貯の限度額を1000万円→2000万円に引き上げる。
国債での運用しかしていない郵貯に資金が流れることは、間違いなく経済(特に地方)にはマイナスの影響しかありえません。
こうした事柄をもっと審議して、よりよい法律案にすることが重要ではないでしょうか?
ちなみに、私が議員として活動していた時にも、このような国会運営は一度としてありませんでした。

子ども手当てが外国人に支給される点といい、様々な法律案についてもっと真摯に議論をしなければなりません。
議員内閣制のなかで、本来牽制し合うべき内閣と国会が緊張関係を持つことが出来ない。

日本の民主主義が心配です。

私は以前から首相公選制を訴えてきましたが、首相公選制を実現して内閣と国会、司法の緊張関係を取り戻すべきではないでしょうか?
政党は関係なく、日本の将来に向けて考えなければならないことは山積しています。
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