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内閣不信任決議案否決

たった今、内閣不信任決議案が否決されました。

いろいろと言いたいことはありますが、あえて一つだけ申し上げたいと思います。
国民の暮らしの安全安心を守る責務のある政治家、行政府の人々には今こそ責任を果たしてもらいたい。

「原発への海水注入が総理の一言で止められた」とか、「実は所長判断で継続していた」とか。
「放射性物質の飛散データが震災直後からあった」とか、「伝わってなかった」とか。
いろいろあります。


政府から出てくる情報が二転三転して、いったい何が本当なのか分かりません。


実際に何が起きていたのか分からないので、「誰々が悪い」ということは現段階では言いません。
しかしながら、一つだけ間違いなく言えることは「情報を隠している人間がいる」か「ウソをついている人がいる」ということ。

それでなければ、これだけ基本的情報が二転三転することはありません。
なぜならば、きちんと事実確認をして国民に発表すればよいだけのことなのですから。。。

何故事実が国民の前に出てこないのか、全く分かりません。
「保身のためなのか?」と勘繰りたくなる気持ちも出てきて当然でしょう。


多くの方が命を落とされ、未だに行方不明者もたくさんいらっしゃいます。
肩を寄せ合い、励ましあいながら不安の中で避難所生活を送られている皆さんもたくさんいらっしゃいます。

復旧復興を一日も早く進めるためにも、そして日本の今後に不安を持っている国民のためにも、まずは事実を政府は一刻も早く正直に国民に示すべきです。
何故ならば「何が良くて何が悪かったのか」を正確に把握することなしに、正しい対策を立てることができないことは明らかだからです。

「政権が…」とか「選挙が…」とか関係ありません。
国民の生命財産を守る責任を果たすために、自らを捨てる覚悟を持つことが公職に就く者の最低限の条件なのですから。


私も今回の大震災で被災をされた方々のお話を直接聞きました。
家族を失った方、これまで築いてきたものを失った方、今も絶望と不安の中で暮していらっしゃる方たちに対して政治は本当に責任を果たすことが出来るのでしょうか。

自らの危険を顧みることなく、被災者のために力を尽くしている方たちに対して、政治は本当に責任を果たすことが出来るのでしょうか。

命を落とされた方、そして国民の暮らしの将来に対して、政治は本当に責任を果たすことが出来るのでしょうか。



今後の政治の動きを注目したいと思いますし、公職に就く者の当たり前の責任を果たして貰いたいと思います。
正直なところ、「事実が未だに出てこない」という段階で政府の責任は全く果たせていません。政権続投に一票を投じた政治家も含めて、責任を果たすことが出来るのか、国民の皆さんと一緒に見て参りたいと思います。
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