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政治の信頼

最近、某携帯電話会社のCMで、白い犬のお父さんが選挙に出馬し、当選をされました。

何となく見ているCMですが、もしかしてこれは『現在の政治に対する痛烈な風刺では?』と感じてしまいます。
現在の政治に対する不信感みたいなものを感じてしまうのは、私だけなのでしょうか。

考えすぎなのかもしれませんが、しかし地元をまわって様々な人々と話をすると、政治に対する不信感は極めて大きい印象があります。

そのようななか、鳩山前総理が「議員引退を撤回」とのニュースが。
正直なところ、これまでの発言は一体なんだったのか?と怒りを通り越して、呆れてしまいました。

私自身、鳩山前総理が『総理経験者は政界引退』は歓迎すべき約束であると感じていました。
だからこそ残念でなりませんし、一国の総理となった政治家の言葉がそのように軽いことに愕然と致しました。

現在の政治不信は、政治がその本分を果たしていないことに原因があります。
いわば当たり前のことが出来ていないと、国民に判断をされていることにあるのではないでしょうか?
・言行が一致しない。
・約束を守らない。
・国民のことを第一に考えているようにみえない。

全てが、政党や思想に限らず政治家であれば“当たり前”のことばかり。

また、ある民主党幹部が『参議院選挙で負けたので、臨時国会では予算委員会を開かざるを得ない』という主旨の発言がなされた旨、報道がありました。
そもそも、菅内閣発足直後、予算委員会は開かず、問責決議案は審議せず、参議院本会議も開かずに国会閉会という異常事態。何も国会論戦は野党からの要求で渋々開会するものではないのでは?

今こそ正々堂々の政治、当たり前の政治こそが国民の信頼を取り戻す術であることに、政治家一人ひとりが思いを致すときです。

どんなに素晴らしい政策でも、国民の信頼がなければ絶対に成功しないのですから。

そういえば。
最初に述べた白い犬のお父さんの選挙で、対立候補がネガティブキャンペーンを展開、お父さんが政策を訴えていました。
そして、見事に当選したのはお父さん。

CMに関してはコメントしませんが、そうした目でCMを見ていると得ることもたくさんあります。
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